仕事 自己変革

好かれるひと言~気遣い編~

第3弾
「好かれるひと言〜気遣い編〜」

 

~フレーズ1~

✅ よけいな一言
みんなも頑張っているからね

✅  好かれる一言
あなたはよく頑張っているね

🐹「”みんな”という言葉は、一般化するのにとても便利な言葉だから、つい使ってしまうことも多いはず。しかし、みんなを盾にして自分の意見を正当化したり、みんなが正しくて、あなたは間違っていると否定されているように感じることもある。労いの言葉は、個人に対する声掛けだから嬉しいもの。」

 

~フレーズ2~

✅ よけいな一言
つまらないものですが

✅  好かれる一言
気持ちばかりですが

🐹「贈り物やお土産を渡すときに、”つまらないものですが”謙遜のつもりで使ってしまう人もいるはず。相手によっては、”つまらないものなら持ってこないで”と思われて、誤解を招いてしまうかも。”気持ちばかりですが”と言うほうがベターである。”最近話題になっている◯◯”などと添えるのも良い。」

 

~フレーズ3~

✅ よけいな一言
何でも聞いて

✅ 好かれる一言
◯◯でわからないことがあれば聞いて

🐹「”何でも”と言われると、何も聞けなくなってしまったり、逆にどうでもいいことまで聞く人もいる。”何でも”の幅が広すぎて、何を聞けいいのかわからなくてなってしまう。新入社員に、”何でも聞いて”と言ってしまうと、何を聞いてよいかわからない新入社員は困ってしまう。聞き手にも配慮した会話が大事である。」

 

~フレーズ4~

✅ よけいな一言
ご存じないと思いますが

✅ 好かれる一言
ご存じかもしれませんが

🐹「”ご存じないと思いますが”は、言った本人に悪気がなくても、受け取る相手によっては、あなたの知らないことを教えてあげると、上から目線で見下されているようで失礼と感じる人もいる。相手が知っているのか不明のときは、”ご存じかもしれませんが”が無難。相手がほぼ知らない話のときは、言わないのが無難である。」

 

~フレーズ5~

✅ よけいな一言
私のことは気にしないでください

✅ 好かれる一言
みなさんの意向に合わせます

🐹「”私のことは気にしないでください”は、遠慮や謙遜のつもりで口にしてしまう一言。後々、”私に確認せずに勝手に決められた”と、意地悪なことを言い出して、不満や文句を言う人もいる。もちろん、そんなつもりは一切なく、本当に決定権を委ねたいときは、自分の意思を伝える意味でも、”みなさんの意向に合わせます”と伝えたほうがよい。」

 

~フレーズ6~

✅ よけいな一言
(相手を励ましたい時に)
◯◯よりマシじゃない

️✅ 好かれる一言
よく頑張ったね

🐹「誰かと優劣を比較するのは、気遣いでもなんでもない。比べることが間違いである。否定せず、解釈せず、比較せずのコミュニケーションが大事である。相手のことを励ましたいときは、自分の気持ちを伝えるか、相手の成長を褒めることが大事である。」

 

~フレーズ7~

✅ よけいな一言
具合が悪そうだから、病院で診てもらってください

✅ 好かれる一言
今月◯回目の遅刻で業務に支障をきたすので、病院で受診してください

🐹「部下や同僚が心配になって、気遣いで言ってしまう一言。しかし相手によっては、”何も不調はないんだけど””よけいなお世話です”と、受け取る人もいる。相手の体調は相手ではないとわからないことが多いので、業務に支障をきたしていることにフォーカスする。心の不調がある人は、ちょっとした言葉に傷付きやすいので、相手の立場に立った気配りが大事である。」

 

☆参考文献
大野萌子『よけいなひと言を好かれるセリフに変える 言いかえ図鑑』サンマーク出版

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