こころ 社会

忠誠心

忠誠心

 

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「今日は忠誠心についてお話したいと思います。」

 

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「よろしくお願いします。忠誠を誓いますとか言いますよね。あなたに従いますみたいな感じですか。」

 

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「そうですね。従いますと言うと、嫌々に相手の言うことを聞くみたいなマイナスなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、それは服従で忠誠ではありません。」

 

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「調べてみますと、お客様のためにとか、会社のためにとか、社会のためにとか、目上の方や国家のために尽くす気持ちと書いてありました。」

 

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「その通りです。忠誠の反対語は、隷属、隷従、服従です。忠誠とは誠を尽くす事で、絶対的服従ではありません。忠誠とは、真心を以て仕える事です。隷属は自分の意志に逆らって、力によって従わされる事を意味します。強調したいのは、忠誠とは自分の意志で従うという事です。」

 

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「相手に従うという意味では同じですけど、自分の意志なのかそうでないかの違いですね。」

 

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「そうです。忠誠も隷属も主従関係を意味します。しかし、本質が違います。忠誠は、自らの意志で主を選び従う事で奴隷根性ではありません。他人のために生きる事を覚悟する事です。忠誠心は武士の魂に近いでしょう。信仰心にも近いでしょう。もともと日本人は忠誠心によって自らを律してきました。忠誠心によって道徳を守ってきました。しかし、その武士の魂を戦後の日本人は抜き取られてしまいました。つまり今の日本人には魂がないのです。骨抜きにされてしまいました。」

 

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「言葉の意味は分かりましたが、自らの意志で従うといっても誰に従えばよいでしょうか。」

 

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「忠誠心は強要できません。予め定められているわけではないので、養う事が必要です。誰に忠誠を誓うかは自分で選びます。忠誠を誓う相手は人だとは限りません。国や組織、団体、仲間に対して忠誠を誓う事もあります。忠誠を誓ったからには愚直なほど正義を貫く武士でなければいけません。日本人は、本来この精神が高い民族だと言われています。しかし、戦後の教育や世論を使って、忠誠心とか、忠義という言葉を日本人が生理的に嫌うようになるまで洗脳してきました。そして見事にそれは功を奏し、日本人の文化から忠誠心は消え去ろうとしています。忠誠心の根本である恩と義が失われつつあるのです。非常に危険なことですし、残念なことです。しかし、まだ日本人の遺伝子の中に忠誠心の魂は残っているように思っています。」

 

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「忠誠心がなくなってしまったら、どうなるのですか。」

 

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「みんなが好き勝手に生き、自分さえ良ければそれでいいという世界になっていくかもしれません。何が正しいのかは自分で決めるという危険な世界になっていくかもしれません。忠誠心は、ものの哀れです。忠誠心は、武士道精神です。忠誠心は、大和魂です。自由に生きることは大切ですが、忠誠心あっての自由であることを忘れてはなりません。私たちひとりひとりが武士として生き、この大和の国に誇りを取り戻さないといけないのです。」

 

 

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