こころ 自己変革

正直な仕立て屋~物語編~

🐻
「キャスト紹介♫です。」

🐥はなちゃん
★神様

🐹そら先生
★聖職者

🐰みみちゃん
★仕立て屋

 

タルムードシリーズ☆第1弾
「正直な仕立て屋~物語編~」

 

🐻
【ある国で大干ばつが起こりました。

作物は枯れ、家畜は死に絶え、国中の人が困っていたところ、聖職者🐹が夢の中で神様🐥からのお告げを受けました。

 

🐥
「仕立て屋🐰に祈りを捧げさせなさい。そうすれば大地に雨を降らせよう。」

 

ところが仕立て屋🐰は、学のない人でした。

神🐥へ祈るためのヘブライ語も分からない。

聖書の内容もよく覚えていない。

そのため最初は、聖職者🐹は、

 

🐹
「きっとこの夢は間違いだ」

 

と思って無視しました。

そして聖職者🐹は、学のある人たちを集めて祈らせましたが、やはり一向に雨は降りませんでした。その間も、

 

🐥
「仕立て屋🐰に祈りを捧げさせよ」

 

というお告げは、繰り返し何度も夢の中に現れました。

そこでとうとう、聖職者🐹は仕立て屋🐰に祈らせることにしました。

人々の代表として祈り台にのぼった仕立て屋🐰は、いつも使っている巻き尺を持って祈りました。

 

🐰
「神様🐥、私は仕立て屋を始めて40年になりますが、ただの一度も人を騙したり、ずる賢い商売をしたことはありません。この巻き尺もご覧のとおり、全く狂いのない正確な巻き尺を使っています。」

 

🐰
「ですが、他の人は違います。わざと目盛りを狭くした巻き尺を使って生地を多く使ったように見せかけ、高い料金を要求する仕立て屋・わざと秤を狂わせて、粉の量をごまかす粉屋・同じように秤を狂わせて、油の量をごまかす油屋など、不正をしています。」

 

🐰
「でも私は違います。そういう不正は一切していません。この私の正直で適正な商売を評価して頂けるならば、どうか雨を降らせてください。」

 

するとついに、雨が降り出しました。
その雨で、国中が救われたのでした。
これを知った人々は、自分の店に飛んで帰り、秤や巻き尺を正しいモノに直しました。】

 

🐻
「このストーリーは、

 

🐰
『まさに、ハッピーエンドだわ!』

 

🐔
『違和感があるわね。』

 

どちらに感じたでしょうか?
また、その理由は何でしょうか?」

 

(👉正直な仕立て屋~解説編)

 

 

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