「決断しきる技術」
🐰
(そろそろ買い物にいかないと。そら🐹は、夕飯は麺類がいいって言ってたから、そばかうどんにしましょう)
(ピンポーン🏡🔔)
🐰
「誰かしら。」
🐥
「みみちゃん🐰こんにちは。」
🐰
「はなちゃん🐥じゃない。いらっしゃい。これから出掛けるから、今日は遊べないわよ。」
🐥
「どこに行くんですか。」
🐰
(買い物に行くって言ったら、お手伝いをするとか言って、一緒に来たいって言うわね)
「これから大切な用事があるの。今日の夜の大事な選択をしないといけないのよ。」
🐥
(大切な用事??大事な選択??)
「みみちゃん!」
🐰
「どうしたの急に。」
🐥
「困った時には、よくよく考えることが大事です。」
🐰
「…そうね。」
🐥
「他人に答えを期待しても、みんな様々なことを言うばかりで、よけいに振り回されて、進退きわまることがあります。そういう時には、寝てもさめても、考えて、考えて、考え抜くのです。」
🐰
「はい?…」
🐥
「すると、ある時、『ハッ』と、悟りのように答えがひらめくことがあります。だけど、その答えをも、実行に移したらどうなるか、ジーッと見通すのです。そうして、決断してください。素早い行動も必要です。」
🐰
「あのね、そばか
🐥
「自分自身が出した回答には、必ず自己責任が伴います。それは、つらいことだろうと思います。しかし、つらいけれども、他方、誇らしいことでもあると思います。ただ右往左往するのではなく、決断しきる技術を身につけると、みみちゃんの器は、偉大なるものへと変身していくと思います。」
🐰
「ありがとう。あのね、夕飯を”おそば”にするか”おうどん”にするか考えてたの。」
🐥
「はい?…」
🐰
「まぁ、そばかうどんで右往左往してたけど。はなちゃんの話を聞いて決めたわ。そら🐹に、もっと力がみなぎるように、力うどんにしましょう。うどんで悟るとはね。」
🐥
「私もお餅買いにいきます。」
🐰
「仕方ないわね。」
⭐参考誌
「大川隆法 心の指針87 決断しきる技術」