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秘密道具 タイムバケット

「秘密道具 タイムバケット」

 

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「いろいろチャレンジしてみたいんだけど、何を始めても長続きしないです。何かやる気を出すコツってないかなと思っています。」

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「タイムバケットを作ってみたらいいと思います。タイムバケットは、何か行動を起こしたいと思っているけど、モチベーションが湧いてこない
という人でも、やる気が出る素晴らしいツールです。」

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「ドラえもんの秘密道具みたいな名前ですね。タタラタッタラ〜!タイムバケットォ〜!」

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「……」

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「すみませんでした…」

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「今回は、その秘密道具について解説します。

⭐タイムバケットとは何か

タイムバケットを作ることで、死ぬ直前になって、人生に後悔する可能性は、間違いなく減ります。今はまだ、自分が死ぬなんて考えたこともない人が多いと思いますが、未だかつて死ななかった人間はいません。死は、誰にでも必ず訪れる未来です。タイムバケットを作って、精一杯、悔いのない人生を送りましょう。

 

⭐タイムバケットを作る3つのメリット

✅メリット①:やりたいことが明確になって、適正なリスクをとれるようになる

✅メリット②:”やりたいこと”と”それをやるにふさわしい時期”がかみ合う

✅メリット③:行動を起こす意欲が湧く

✅メリット①:やりたいことが明確になって、適正なリスクを取れるようになる

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「リスクをひたすら避けるのではなく、適正なリスクを取ることが本当に大事です。この世の中に、リスクを取らずに大成功をおさめた人はいません。自分がどんな人生にしたいかも分からないまま、『ただただ1円でも多くお金が欲しい』などという考えで、本来とらなくても良いリスクをとろうとしていることもあります。やり遂げたいことが分からないのに、リスクを取るというのは、ありもしない財宝を求めて、危険なジャングルを彷徨うことと同じです。欲しい財宝がないのなら、トラや毒蛇に襲われるジャングルの中を、一生懸命歩き回る必要はありません。」

✅メリット②:”やりたいこと”と”それをやるにふさわしい時期”がかみ合う

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「やりたいことには、それをやるにふさわしい時期があります。例えば、はなちゃん🐥が、お花屋さんオープンしようと思った時に、60歳になってから準備するのと、30歳になってから準備するのでは、どちらの方が達成できる可能性が高いかは、誰が見てもわかります。タイムバケットは、今の時点で、積極的にスケジュールを組めるメリットがあります。歳をとってからでもできること、若くないとできないことを、年代別にうまく配分することによって、やりたいことをやりきれる可能性がグンと高まるのです。有利なタイミングが選べるなら、そのタイミングを上手に活かさない手はないですね。」

✅メリット③:行動を起こす意欲が湧く

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「みんな、いつ死ぬか分かりません。とある調査によると”自分の死ぬ日を知りたいですか?”という質問に対して、1,000人のうち960人程が”No”と答えたそうです。いつ死ぬかは分からない。分かったとしても、知りたくない。そのため、多くの人は無意識のうちに、自分の死を、さしあたり発生しないものとして生きています。いつも死を意識していたら、毎日楽しくないですからね。」

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「だから、つい時間を無駄にしてしまう人も多いんです。やりたいことを100個書いたとしても、期限を設けず、”いつかやれる”や”そのうちできる”と考えていると、ある日突然、人生の終わりが来てしまうかもしれません。そのうちやろうと思っていることは、やらないのが一般的です。
“明日やろうはバカ野郎”という言葉もありますが、先延ばしにしているうちに人生は終わってしまいます。しかし、タイムバケットを実際に作ってみると、以下のような状態であることに気づくはずです。若い時にやりたいことが集中していて、90歳になった時には何を入れたら良いか分からないのです。」

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「そのため、タイムバケットを作ることで、”今を大切にしよう、そして行動しよう”と思うのです。
先延ばしにすることがなくなるはずです。具体的な計画を作ることで、同じ価値観を持つ仲間も見つかります。仲間が見つかれば、行動を起こす意欲に繋がります。タイムバケットを作ろうとすると自分の年齢だけではなく、自分の家族、友人の年齢なども意識するはずです。だからこそ、人生は有限であること、やりたいことを一緒にできる大切な人を意識して、どんどんやる気が高まっていきます。」

⭐タイムバケットを作る具体的手順

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「タイムバケットの作り方は非常に簡単で、たったの2ステップです」

 

✅ステップ①:やりたいことリストを作る

✅ステップ②:ステップ①で書いたやりたいことを、年齢別に分けていく

 

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「年齢は、5年か10年区切りがおすすめです。最後の年齢については、健康寿命を目安に80歳前後、人生100年時代に倣って100歳など、なんでも問題ありません。いずれにせよ、やりたいことが特定の年代(30~50歳ぐらい)に偏ると思います。100歳に、やりたいことはたくさん入りません。それを表現するだけで、人生が有限であることに気づくでしょう。」

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「タイムバケット作成時には、3つのポイントがあります。」

 

✅完璧なリストである必要はない

✅お金のことは考えない

✅大切な人に見てもらう

 

✅完璧なリストである必要はない

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「やりたいことは100個も書かなくて大丈夫です。通勤中、仕事中、食事中、夜のベッドの中など、気がついた時に、スマホのメモ帳などに書いていきましょう。書いたものを消したり、後で追加しても、一切問題ありません。いくらでも修正して良いのです。現時点で、心の赴くままに書いていきましょう。」

✅お金のことは考えない

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「お金のことを考えると、やりたいことリストのワクワク感が消えてしまいます。もし、自分がお金のことを心配しなくて良いのなら、という前提で、どんどんやりたいことを書いていきましょう。後で具体的な実行プランを考えた時に、このままだとお金が足りないと思ったら、そこではじめてお金を工面する方法を考えれば良く、必要ならリスクを取れば良いだけです。」

✅大切な人に見てもらう

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「タイムバケットが完成したら、家族や友人など大切な人に、タイムバケットを見せてみましょう。全部でも、一部でも構いません。皆さんの価値観を深く理解してもらえるツールになりますし、共通点があれば盛り上がるきっかけになるはずです。仲間がいれば、やりたいことをやれる可能性は飛躍的に高まります。もし、今すぐにでも行動を起こしてみるのなら、20歳~40歳、41歳~60歳、61歳~80歳、この3つに、やりたいことをそれぞれ1つずつ入れてみてください。」

⭐まとめ

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「今回は、何か行動を起こさなきゃと思っている
だけど、いまいちモチベーションが湧いてこない
という人のために、タイムバケットというツールを紹介しました。タイムバケットは、人生でやりたい100のこと(バケットリスト)を、年代別に分けたものです。タイムバケットを作ると、3つのメリットがあります。

✅やりたいことが明確になって、適正なリスクをとれるようになる。

✅”やりたいこと”と”それをやるにふさわしい時期”がかみ合う。

✅行動を起こす意欲が湧く。

やりたいことが明確になって、適正なリスクをとれるようになるというメリットは、特に重要です。タルムードシリーズの難破船と3人の乗客で解説したように、慎重になり過ぎても、楽観的になり過ぎてもダメです。適正なリスクをとることは、自分のやり遂げたいことが分からない人にはできません。他人の情報に流されず、自分が本当に歩みたい人生にしていきましょう。」

☆参考動画☆
YouTube  両学長  リベラルアーツ大学
“【秘密道具】タイムバケットって何?3つのメリットと作り方を解説【人生論】”
https://youtu.be/2wYHlBF93K4

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