✅612496件
上記の数字は、何の件数だと思いますか?
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✅612496件は、2019年のいじめの認知件数です。
これを、1日当たりの件数にしますと、
✅約1678件。
もっと計算してみますね。
これを1都道府県ごとの1日当たりの件数にしますと、
✅約35件です。
いかがでしょう。
埼玉県のどこかの学校で、毎日35件のいじめが認知されています。実際はバラつきがあると思いますが、計算上はこうなります。
認知件数ですので、隠蔽されているいじめがある可能性を考えると、とても恐ろしいですね😥ただ、学校のいじめへの意識が高まり、初期段階のいじめにも対応したりと敏感になっているので、認知度は上がっていると思われます。それでも毎日35件は異常です。
いじめ問題自体が解決できれば良いのですが、なかなか上手くいかないのが現状でしょう。
当事者・被害者がともに変わらなければ、問題解決はしません。
今回はこのような状況になったとき、当事者ではなく、被害者に出来ることや被害者の考え方に焦点を当てます!
学校や職場などで、嫌なことがあって、自分も相手も変わる必要があるけれど、相手を変えることができない。そんなとき、自分はどんな考え方を持っていれば良いかも同様なことが言えると思います!
✅全ての人からいじめられた思い込み
30人のクラスで、
いじめの当事者2人
いじめの被害者1人
傍観者27人
だとします。
2人からのいじめですが、被害者はクラス全員からいじめられた、世界中の人が自分を否定しているとまで、思い詰めることもあります。
傍観者の27人の中には、被害者を助けたいけど、どうしたら良いか分からない人もいると思われます。
実際は2人からのいじめですが、追い詰められると、被害者には周り全員が敵だという思い違いも起こります。
また、
「辛いけど、学校には我慢して行くんだ」
「先生やお父さんやお母さんに心配をかけたくない」
「相談しても誰も分かってくれない」
などの思いが深刻化してくると、不登校になったり、最悪のケースは自殺にまで至ることもあります。
✅電通社員の自殺
2015年、注目を集めた電通社員の過労死事件。
電通過労死事件とは、2015年に新入社員Aさんが、慢性的な長時間労働によって、うつ病を発症し、入社からおよそ1年5カ月後に自殺したという事件です。
その社員のツイートには、以下のようにあります。
・労働時間は1日20時間程度
・土日も出勤
・残業代の不払い及び残業時間の過小評価
・パワハラ及びセクハラ
劣悪な労働環境ですね。もちろん会社側の責任は大いにありますが、今回は、Aさんに焦点を当てます。
新入社員Aさんの大きな選択肢として、
◯仕事を続ける
◯仕事を辞める(休職なども含む)
があったと思います。
しかしこの時のAさんには、仕事を辞めるという選択肢はなかったように思います。お金に困る・世間体などの人間関係(仕事を辞めたら周りからどう思われるか)・退職するリスクなど色々考えられ、悪質な状況でも、仕事を続けなければと我慢してしまったのでしょう。
もし、仕事を辞めても収入があって、誰か認めてくれる人がいれば、この自殺は防げたかもしれません。
クラスのいじめも、電通社員の自殺も、追い詰められ、他の選択肢が見えなくなっていたのでしょう。この方法しかないんだと、自分の見えている現状にしがみ付こうと我慢して、その結果、自分をどんどん追い詰めてしまったように思います。
リスクはありますが、クラスのいじめでしたら、勇気を持って親に相談して、必要であれば転校する、電通社員でしたら、転職するなどの選択肢もあるんだと、自分に言い聞かせることが大事だと思います。実際にその選択をするかは別として、逃げるという選択肢も持っていることは、心の余裕になります。ここがとても大事だと思います。
✅「35億」
「35億」のネタで大ヒットしました、ブルゾンちえみさん!
ブルゾンさんの「35億はどこからきたのか」というと、世界中の男の総数だそうです!
元カレのことが忘れられず、悩んでいる女性に、『もう忘れちゃいなよ。だって男って何人いると思ってるの?』『35億』から、生まれたそうです笑
「35億」には、ひとりの男性にフラれても、まだたくさん男性はいるでしょ”というメッセージが込められています😊
“選択肢なんてたくさんある”ということを伝えている、面白いネタですね!
✅逃げるという選択肢
悩んでいると、他に選択肢がないように思うこともあるでしょう。
そうなりますと、いま見えている選択肢にしがみ付こうと必死になって、もっと良い他の選択肢を見逃してしまうこともあります。
我慢して現状にしがみ付かず、俯瞰して考えるが大切です!
辛い・苦しいと感じたときに、現状にしがみ付こうとすると、より辛くなったり、より苦しくもなります。
自分の力だけでは、どうしようもできないものはあります!
そんなとき、我慢してしがみ付こうとする前に、一度立ち止まる必要があります!
もちろん、向き合わなければいけないときもありますが、自殺に追い込まれるくらいの辛い・苦しいを我慢する必要はないですし、逃げるという選択肢もあるんだと自分に言い聞かせることが本当に大事だと思います!
✅まとめ
困難に直面したとき、逃げれば良いと言っているわけではありません。
その困難が、自分にとって命を懸けなければいけないものでなければ、向き合う選択肢の他に逃げる選択肢も用意し、問題を俯瞰して、向き合うか逃げるかを判断することが大事です。
逃げるという選択肢もあるんだと分かっていると、心に余裕ができて、気持ちも楽になるはずです😊
良い選択肢が見つけられず、辛いとき・苦しいときはひとりで抱え込まず、周りに相談しましょう!あなたの味方になってくれる人は、必ずいます😊
“選択肢はたくさんある!”
これが心の余裕になります😊